このセッションで持ち帰るもの
- 「一言で頼む」と「5つの箱を埋めて頼む」の違いを、自分の目で見て体感できる
- 自分の状況と譲れない条件を1行の言葉にして渡す型が使える
- 明日から使える自分の定番の頼み方を1本、コピペできる形で持ち帰れる
はじめの5分:まず1回、結果を出す
端末を開ける方は開いてください。見るだけで参加する方は、講師の画面で同じことが起きるのを見ていてください。同じお願いを、2つの書き方でAIチャットに送ります。
明日の会議の案内文を書いて。
送ったら、次はこちらを送ってください。
あなたは、社内向けの案内文づくりが得意な事務担当として動いてください。 私は総務担当で、明日10時から会議室Aで定例会議があります。参加者は10名、うち2名は初参加です。 丁寧だけれど堅苦しくない言葉づかいで、5行以内にまとめてください。 そのままメールで送れる形にして、件名も1行つけてください。 会議の目的は「来月のイベントの役割分担を決めること」です。
2つの答えを見比べてください。同じお願いなのに、後者だけがあなたの状況に合わせて書かれているはずです。この差がどこから生まれるのか、それが今日60分ぶんの全部です。
約束
- 見るだけの参加でも大丈夫です。今日は隣の人の画面や講師の画面からも、同じ気づきを持ち帰れるように作ってあります
- 私(講師)も、今のAIとの付き合い方を学んでいる最中です。一緒に試す時間だと思ってください
- 質問はいつでもどうぞ。手を止めて聞いてください
- 今日持ち帰るのは「今日の1つ」でじゅうぶんです
考え方(1つだけ)
AIは、インターネットに出回っている一般的な知識ならもうほとんど知っています。だから「いい感じにやって」と一言だけ頼んでも、誰にでも当てはまるような、当たり障りのない答えしか返ってきません。
AIが知らないのは、たった1つだけです。あなたが今どんな状況にいて、何を大事にしているか、という「あなたの前提」です。これを渡せた分だけ、AIの答えはあなただけのために書かれた答えに変わります。さきほどの2通りの案内文の差は、まさに「前提を渡したかどうか」の差でした。
「相手が誰で、何を望んでいて、どんな形で受け取りたいか」を先に伝えるという順番は、AIをつくっている会社自身が公式に勧めている型でもあります(出典参照)。
ここから先は、研修当日に
ここから先は、実際に手を動かしながら進める本編です。会場で講師と一緒に一つずつ確かめていくので、読むだけより確実に身につきます。この続きは、主催者からご依頼いただいた講座だけで行います。
当日、この続きを進めます
- ステップ1:5つの箱で、1回頼んでみる(12分)
- ステップ2:出力を見て、前提を1行足して言い直す(12分)
- 例題カード
- 確かめる・見せ合う(8分)
- 次の一歩(10分)
- 90分版で足すこと
- 出典